時間帯別アクセス傾向が見れなくなった!?GoogleAnalyticsで時間帯別アクセスを確認する方法
GoogleAnalyticsが新バージョンになってから、良く頂く質問です。『時間帯別のアクセス状況って、見れなくなってしまったの?』という質問をよく頂きます。
実は特に難しい事をしなくても、デフォルト設定のままで「時間帯別の訪問者数」を見る事が出来ます。ユーザーサマリーのページにでてくる折れ線グラフの右上の『時間別』のボタンを押すと、下記のように見られます。

ご覧の通り、時間単位で30日並べてでてくるのが標準レポートです。しかし、これでは傾向の把握が難しいので、時間別のアクセスの平均値を指定期間で集計する方法をご紹介します。
時間別のアクセスの平均値(傾向)を指定期間で集計する方法
時間別のアクセスの平均値(傾向)を指定期間で集計するには、カスタムレポートを使用します。1.「カスタム」を選択して、「+新しいカスタムレポート」をクリックしてカスタムレポートの作成を開始します。(下記図参照)

2.作成するレポートに名前(タイトル)をつけます。
3.指標のグループの設定(下図赤枠部分)
グループには、「セッション数」や「ユーザー数」などアクセス時間帯の『アクセスの指標にする値』を選択します。ついでにと言っては何ですが、「ページ/セッション」や「直帰率」や「滞在時間」なども選択しておけば、滞在時間が長い時間帯や、直帰率の多くなる時間帯なども把握することが出来て便利です。用途に合わせて設定してください。

4.ディメイションの詳細の設定(上図青枠部分)
ディメイションは「時」を選択します。「時間帯」など似た指標もありますが、ここでは時を選択してください。
これで設定完了です。
時間別のアクセスの平均値(傾向)のデータ
先ほど作成した、カスタムレポート時間別のアクセスの平均値(傾向)のグラフは下記のようになります。下記は、2014年3月、1か月の時間別のセッション数と、平均滞在時間をグラフにしたものです。

お昼時は、アクセスが上昇傾向にありますが滞在時間は短めなので、
・軽めのコンテンツや、写真・アルバムなどのコンテンツを見せていこう。
だとか
・読ませるコンテンツの配信は、避けよう』
だとか、考察することが出来ますね!
表にすると下図のようになります。

指標グループに、コンバーションの設定を入れておけば、それぞれの時間帯別の傾向もつかめます。
新バージョンのGoogleAnalyticsでも、時間帯別のアクセス統計をとって、Webの運用に役立てって下さい。
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