SEO対策って結局どうしたらいいの?という方にお話しするSEO対策の話し|Web担当者から良くある質問回答コラム
「SEO対策ってさ、結局どーすればいいの??」この質問多いです。数年間Web担当者や広報担当者をやられてた方からよく聞くセリフです。気持ちもわかります。いろいろな会社から営業をうけ、「最新のSEO情報です!」「最新の技術です!!」という話を聞かされていればそんな気持ちにもなります。「結局」って言いたくなりますよね。
最近になって、『昔聞いたSEOの話しをもう一度聞かせて』とか、『SEO対策頼める?』って言うご連絡を頂くようになりました。それは、多分SEO対策を追求してきたからではなく、Web制作と運用をしながら、SEO対策を考えてきたから言って頂けた事だと思います。
今回は、その時にお話ししている話をまとめていきます。
おさらい そもそもSEOってなに?
ちょっとおさらいです。
SEOって?Search Engine Optimization (検索エンジン最適化)の略です。
あなたのサイトが特定のワードで検索された時に、検索結果上位に来るように、検索エンジンに気にいられるサイトをつくる事、または、そのように調整する事です。
検索の順位は何で決まる?
Googleなどの検索エンジンは、それぞれ順位を決定する固有のルール(アルゴリズム)が存在します。
「最新のSEO」情報や、「最新のSEO技術」は、順位を決定するルール(アルゴリズム)の変更によって生じる現象です。
重要な検索エンジンの順位を決めるルール-アルゴリズム
所感ですが、最近で重要だと思ったのアルゴリズムの変更は、「パンダアップデート」、「ペンギンアップデート」、「ハミングバード」などがあります。(それ以外にも無数のアルゴリズム変更がありました。)
-パンダアップデート 2011年2月
コンテンツの品質を評価するアルゴリズム。ある話題に対して、分析や考察が詳細に行われていることや、オリジナル性がある事など来訪者に価値あるコンテンツをもつ、ウェブページを検索しやすくする事を目的とします。
逆に、内容が乏しかったり、オリジナル性がなく(コピーサイトなど)、来訪者にとって価値のないウェブページが検索上位に表示されないようにすることも目的としています。

以降、定期的にアップデートしているアルゴリズムです。
-ペンギンアップデート 2012年4月
ブラックハットSEO(ウェブスパムの排除)を目的とした検索アルゴリズム更新。ペンギンアップデートは「ウェブスパムを排除する」ことに重点を置いています。例えば、相互リンクサイトへの登録、ワードサラダ(※)や、適当な日本語を並べて、随所にキーワードリンクを埋め込んだページ、関連性・品質が低いサイトからかき集めたリンクなどを無効にしたり、RSSを取得してコピーしただけのサイト(コンテンツ)などへの対策が行われたアルゴリズムです。
※ワードサラダ
コンピュータプログラムによって自動生成された、文法的には正しくても、意味がめちゃくちゃな文章のこと。

-ハミングバード 2013年9月
音声検索による口語調の検索や、ピンポイントで欲しているであろう情報の複雑な組み合わせのワードで検索された場合でも、検索意図を理解して、関連性が高い検索結果を表示するための、検索ワード(言葉の)処理に関する技術のアップデートです。CMでもやっていた、音声検索に対応した技術のことです。
例えば「草津温泉近くのホテルは?」という検索の例。
「近 くの」は、「周辺」「徒歩2、3分」「近所」「近くの」といった言葉に、ホテルは、「旅館」「宿泊施設」といった言葉を含む検索結果を表示していきます。パラフレーズ(言い換え)可能性のある言語から、検索意図を汲んでパラフレーズを選択し、検索結果を提示していくことで、口語調の検索に対応しています。
ちょっと長くなってしまったので、続きは次回で SEOの歴史>>
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