メディアの特徴2-Facebook |ホームページ制作の前に
Facebook活用のメリット
今さら言うまでもない事かもしれませんが、Facebookは世界最大のSNSになりました。
今日では、ほとんどの企業がFacebookページを運用しています。
Facebook活用のメリットを簡単にまとめると
1. 世界や国内でも最大の人が集まるプラットフォーム上に、無料で情報発信する事が出来
る。
2. 実名登録・顔出しを基本としているため、炎上するリスクが小さい。
3. すでに持っているコンテンツ(CM動画・ブログ・ツイッター・ユーチューブ)を利用
すれば、新たにメディアを立ち上げるよりも運用の手間がかかりにくい。
→ コミュニティ内で、安価で自社サイト作成・運用が可能ということです。
とはいえ、やみくもに始めても他のツール同様うまくいかなくなってしまいますので、しっかりと、目的や目標を明確にしてから着手する事が重要です。
※Facebook活用で行き詰ったり、失敗するケースはほとんど目的が不明確なまま、とりあえず始めてしまったケースです。

Facebookの特徴 情報の伝わり方
一番の特徴は、情報の伝わり方にあります。
ご存知の通り「いいね!」や「シェア」を通して、Facebook上の友達を介して情報が広がっていきます。口コミを通して広がる情報は、「人のつながり」が情報の拡散の基ですので、実名登録を基本とするFacebookでは、情報に信頼感が付加されます。
単純に、知らない人から「これいいよ!」とすすめられるよりも、友人からすすめられる情報には、信頼感がありますよね。そのネットワークを使って、情報を拡散できるプラットフォームがFacebookです。
まとめると。。
Facebookでは、
1. 友達のネットワークを利用して情報が拡散する為、情報の信頼性が高い
2. 口コミが、「いいね!」というボタン一つ(ワンクリック)で広がっていく。
3. 上記のネットワークと、仕組みが無料で使える
ということです。
もっともポピュラーなマーケティング手法であった、SEM(サーチエンジンマーケティング)とは、情報のリーチの仕方が全く異なる事を意識して、活用方法を考えていくことが重要です。

Facebookの使用のコツ
実際、企業でどのような目的でFacebookを使用しているのでしょうか?
・ ブランディング(認知度をアップさせたい)
・ マーケティング(コストを抑えた市場調査がしたい)
・ 販促プロモーション(新商品の宣伝に使いたい)
・ 人材確保(より優秀な人材を集めたい)
など、様々な用途で使用されています。
それぞれの目的に合わせて、1企業がサービス毎や、部署毎に複数のFacebookページを作成し、運用しているケースも見られます。
Facebook運用目的の設定
例えば、ブランディング(認知度アップ)とした場合に、評価の指標は「いいね!」と「リーチ」の数などに特定します。
補助的な指標として、トラフィック(サイトへの流入)を見ていくのはかまいませんが、優先順位は明確に決めておきましょう!
また、ホームページと連動していく場合は、それぞれの特徴と相乗効果を意識した、評価指標も考えておくとよいでしょう!
事務的・機械的な更新にならないように注意しましょう!
淡々とプレスリリースが流れたり、記事リンクがシェアされているだけであれば、「いいね!」等の反応は期待出来ません。twitterのような文字制限があるメディアよりも、柔軟に運用が可能ですので、工夫の余地はたくさんあります。
例えば、リンクをシェアする場合
下記、図のようにそれぞれの項目が編集できます。

要約や、リードを入れたり、タイトルなどを変更したりと、ファンの関心を引けるように工夫していく事が大切です。細かい、小さな事ですが工夫を積み重ねながら、効果指標とつけあわせて、PDCAサイクルをまわしていくことが、成功への一番の近道です。
注目を一番集める投稿
注目を一番集める投稿は画像です。
Facebookは仕様変更の多いメディアですので、投稿後に必ずユーザーにどのように見えているのか?の表示の確認をしましょう。
テキストよりも、画像のの方が注目度が高いので、安定したリーチが稼げます。
画像内にテキストを挿入して、一目でコンテンツの内容をわかるように工夫することで、更にシェア率やリーチの拡大につながります。
Facebookとホームページ
今回は、Facebookの運用方法ではなく、あくまでホームページ(Web)との役割についてがコラムのポイントです。ホームページと、Facebook、Twitter,ブログ、メールマガジン等をセットで運用している場合、その連動性、相乗効果が出せているか?とい事はホームページ(Web)の運用上、効果を上げるために大切な要素となります。Facebookの特徴を生かし、今までホームページで出来なかった事や、足りなかった機能を補えているか?
そういった点をどのように評価するか?ということについて、考え、効果測定をしていく事に意識的に取り組んでください。
継続的にトライしていけば、それぞれのメディアごとではなく、全体としての効果を大きく向上させていく事が可能になります。それぞれのメディアで、機能や特徴を補完し合うでは、どのように見ていくのか?の例をあげてみます。【メディアの特性】・ 前回のコラムで触れた、プル型+プッシュ型というとらえ方で、再訪問を促す事が出来て
いるか?【新しい集客手法として】・ ホームページで行っていた、SEO対策以外の新しい集客手法として、口コミは機能して
いるか?
このような視点を持っているというだけで、それぞれのメディアを使っている意義や効果が大きく変わってきます。

つづく。。
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今後の更新の記事に役立たせて頂きますので、評価お願いします。
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