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<セキュリティ>2013年4月以降,1000件以上のWebサイト改ざんが報告されています。

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[2013.06.18]

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5年ほど前(2008年頃)、Web担当者を悩ませたGumblar(ガンブラー)のときと同様の悪質なプログラムの被害が続いております。

Webサイトの内容が改ざんされ、そのサイトを閲覧した人が悪質なプログラムを自動的にダウンロードするようになっているサイトが急激に増えております。

 

無差別に狙われています。(あるゆるサイト担当者に注意が必要です)

ある業界や、ある関連業種の人、サイトが狙われているというわけではなく、様々なサイトに被害が出ております。
企業サイト、物販サイト、自治体、医療機関、教育関連、個人サイト、研究機関など、あらゆる業種、種類のサイトが無差別に狙われております。


次の3つの点は、最低限の注意事項として管理してください。


1.サイトの管理担当者が使っているPCの不備

WebサイトにFTPでアクセスできるパソコンがウィルスに感染して、FTPの情報を使ってWebサイトを改ざんされる恐れがあります。

対策⇒
サイト管理に利用するPCは、各種プログラムを最新版にアップデートしてください。

セキュリティ対策ソフトを動作させてください。Windows、Office、Flashプレイヤー、Adobe Reader、Java、QuickTimeなどは最新版にアップデートしてください。

MyJVNバージョンチェッカを利用すると確認できます。(IPAの提供)
http://jvndb.jvn.jp/apis/myjvn/vccheck.html


2.CMSの脆弱性

Webサイト上でWordPressやMovable TypeなどのCMS(コンテンツマネジメントシステム)・サーバー管理のソフトウェアに脆弱性(セキュリティホール)があり、外部から攻撃を受けて改ざんされる恐れがございます。


対策⇒

最新版のCMSなどにアップデートもしくは、委託業者にご相談ください。



3.Webサイトのバックアップを定期的に行う。
定期的なバックアップ作業は、必ず行ってください。
書き換えが行われた場合の対応が取りやすくなります。
サーバーへのアクセスも行う事で、サイトの確認をすることにもなります。

関連情報まとめ

 

2013年6月の呼びかけ 「ウェブサイトが改ざんされないように対策を!」
( IPA 独立行政法人 情報処理推進機構)
https://www.ipa.go.jp/security/txt/2013/06outline.html

サイト改ざんに関する注意喚起(JPCERT/CC:Web)

http://www.jpcert.or.jp/at/2013/at130027.html

ウェブサイト改ざん事案の多発に係る注意喚起について (警視庁)
https://www.npa.go.jp/cyberpolice/detect/pdf/20130524_1.pdf (PDF)
http://www.npa.go.jp/cyberpolice/detect/pdf/20130607.pdf (PDF)


●関連サービス
・サイト脆弱性診断(無料)期間限定
http://www.flying-squid.jp/servise/detail/index.php?id=26
・オートセキュリティメール
http://www.flying-squid.jp/servise/detail/index.php?id=18


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